スポーツ体験フェスティバルについて
(榎本)
スポーツの日にちなんで、ロート奈良鴻ノ池パークで行われたスポーツ体験フェスティバルについて、本イベントは毎年恒例の開催ということで、今年で16回目と聞き及んでおります。
まず、このイベントの概要についてお聞かせいただきたいと思います。
(スポーツ振興課長の答え)
スポーツ体験フェスティバルは、スポーツの日の前日の日曜日にロート奈良鴻ノ池パーク全体におきまして、子供から高齢者まで誰もが参加可能な多種目のスポーツ体験型イベントでございます。パーク内の各エリアでは、陸上や野球、サッカーのほか、なぎなたやライフル射撃など幅広い種目や体力を測定するスポーツテストを実施しております。
また、スポーツ体験以外にも、月ヶ瀬、都祁地域の特産品の販売やフードコーナー、ステージイベントなども行っておりますが、昨年度と今年度は新型コロナウイルスの影響により、スポーツ体験イベントのみの開催となっております。
スポーツ体験フェスティバルの実施種目の選定基準等について
(榎本)
スポーツ体験フェスティバルは、サッカーや軟式野球など、極めてなじみの深いスポーツもあれば、ともすればなかなか体験の機会が必ずしも多いとは言えないようなスポーツ、軽スポーツなども多く体験でき、そういった意味でも貴重な機会であると考えております。
(スポーツ振興課長の答え)
スポーツ体験の種目は、奈良市スポーツ協会に加盟する団体が行っている種目と、先ほど申しましたスポーツテストと、東京2020のパラリンピック種目の一つであるボッチャを対象としております。奈良市スポーツ協会加盟団体には、事前に協力の有無や実施の方法などに関する調査をお送りし、意向を確認しております。
参加者の感想のフィードバックについて
(榎本)
ボッチャについても言及がありましたが、ボッチャに関しては高齢者の方からも大変熱い視線が注がれておりますので、ぜひこうしたスポーツの振興を引き続き図っていただきたいなと思います。
次いで、参加された皆様の感想をどのようにフィードバックしておられるのかについて、お伺いをいたします。
会場でアンケートを取っておられるかと思いますので、どんな反応があったかお聞かせいただきたいと思います。褒めていただいたこと、ちょっとこんなところを改善してはどうかというような御意見もいただいていることかと思いますので、そういった点についても言及いただけますでしょうか。
(スポーツ振興課長の答え)
参加者へのアンケートでは、参加のきっかけや満足度、次回の参加意欲に加えて、自由な感想や意見を伺っております。満足度は「大変よかった」、「よかった」という回答が多く占め、また、次回の参加意欲も「とても参加したい」が大半の回答となっており、おおむね満足していただけたと感じております。感想、意見にも「楽しかった」、「満足した」など、肯定的な意見を多くいただいている一方で、「体験時間が短い」、「体験場所が分かりにくかった」、「移動距離が長い」など、改善を求める意見もございます。これらの感想等は次回のフェスティバルの開催内容を検討する際にフィードバックし、参加者の満足度の向上につなげております。
今後のスポーツ体験フェスティバルの展開、在り方について
例えば本イベントの開催方法、運営方法などについてのお考えに言及いただけますか。さらには、先ほどの世の中の潮流といいますか、社会情勢も踏まえいかにスポーツ振興を進めていくか、こういった視点も交えてお答えをいただけたらと思います。
(スポーツ振興課長の答え)
新型コロナウイルス感染症の影響により、現在、フェスティバルの参加方法は人数制限を設けた事前申込制に変更しており、新型コロナウイルス感染症拡大前は申込不要の自由参加型としておりました。感染状況を注視しながらの検討となりますが、スポーツ振興の観点から、現在の事前申込制の人数制限を設けるよりは、以前の当日申込制で多数の参加者を受け入れる方法のほうが、より多くの市民が様々な種目のスポーツ体験が可能になると考えております。
また、体験種目につきましては、スケートボードなどのアーバンスポーツもオリンピック種目に採用され、競技人口の増加もあることから、参加者を増やすためにも、それらを含めた新たな種目の追加の必要性も感じられるところでございます。
市内各種スポーツ・軽スポーツ団体との連携、つながりの強化について
(榎本)
市内各種スポーツ・軽スポーツ団体との連携、あるいはつながりの強化について、どのように考えておられるかお聞かせください。
(スポーツ振興課長の答え)
本市のスポーツ振興を考える上で、重要なパートナーである各種スポーツ団体との連携や協力は欠かせない状況でございます。市民スポーツ大会やスポーツ体験フェスティバルはもちろんのこと、競技大会の実施など多くの場面で御協力いただいております。
各種スポーツ団体への行政としてのバックアップなどの在り方や具体的な考えについて
(榎本)
もう少し具体的に、各種スポーツ団体への行政としてのバックアップ、支援体制の在り方について、どのように考えておられますでしょうか。
(スポーツ振興課長の答え)
各競技団体が行う大会の経費や団体自体の運営経費に対して補助金を交付しており、今後もこれらの財政的なバックアップに加え、体を動かすことを習慣づけるために、運動やスポーツを行いやすい環境を整備する予定です。
スポーツ振興においてどのような魅力的な、あるいは先進的な取組をしているかについて
(榎本)
スポーツ振興という大きな枠組みにおいて、本市ではどのような魅力的な、あるいは先進的な取組をしておられますでしょうか。
(スポーツ振興課長の答え)
スポーツ振興課では、スポーツ施設の管理や市民スポーツ大会の開催等、多くの事業を実施しており、その中でも魅力的な取組として、Top Sports City奈良のパートナーチームである奈良クラブやバンビシャス奈良などと協力して行っている学校巡回事業がございます。各チームの選手が小・中学校や園を訪問し、児童・生徒が実技指導を受け、選手の講演を聞くという内容です。
要望
スポーツ体験フェスティバルを多くの方に知っていただくために、より多くの子供たちにもお越しいただけるように、学校へも一層の周知をいただくなど、来年度以降、より魅力的なイベントをつくっていただきたいと思います。
また、先ほど言及いただきましたように、本イベントについてコロナ前の在り方に戻し、当日参加を認めていただくほうが、今回も当日ふらっと来られた方で参加を断念された方があったと聞き及んでおりますので、より多くの方に楽しんでいただけるのかなと思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。
加えて、現在はこのイベントの場でスポーツ体験をすることに主眼を置かれたイベントになっていますが、それぞれの種目の競技人口を増やして、それぞれの団体へのバックアップを行うという観点で、このイベントをきっかけに、引き続き参加された皆さんが各種スポーツ団体とつながりを持っていただき、スポーツ、軽スポーツ、レクリエーションの魅力に触れることができるような仕組みづくりをぜひとも考えていただきたいなと思いますので、この点を要望申し上げたいと思います。
ロートフィールドの夜間照明設備と奈良クラブの支援について
(榎本)
9月議会の補正予算で、ロートフィールドの夜間照明設備の設計予算2500万円が承認をされました。将来、夜間照明設備が施されれば、陸上競技場として、サッカー等の競技場としてグレードが上がるわけでございます。
とりわけサッカー界にとっては、J3入りを目指す奈良クラブが23日のロートフィールド奈良で行われたホームゲームで、鈴鹿ポイントゲッターズ戦で1万4202人というJFL史上2番目の観客を集め、J3入りが見えてきたわけでございますので、大変多くの注目を今集めております。このまま順調に順位をキープ--もちろん順位を上げてほしいなと思っているわけでございますが--できれば、J3昇格要件を大方満たすということになります。
ただ、もう一つ、スタジアムの基準が残っているわけで、2024年のJリーグ開幕時、これは2024年2月頃になるかと思いますが、この時点で基準を満たす照明設備が完備されているということが必要になってまいります。それがないと昇格できないということになってしまいます。
そこで、奈良クラブを熱烈に支援したい一人として、まずスポーツ振興課長にお伺いをさせていただきます。
9月議会の補正予算で可決されたロートフィールドの夜間照明設備の設計はいつ頃着手し、成果を出せそうでしょうか。およそのタイムスケジュールについて、お答えをいただきたいと思います。
(スポーツ振興課長の答え)
夜間照明設備の設計は10月17日付で一般競争入札の公告を行っており、11月24日付で開札予定となります。11月末から着手し、設計期間は3か月程度とし、令和5年2月に完了を見込んでおります。
夜間照明設備本体の整備に係る準備について
(榎本)
夜間照明設備本体の整備は令和5年度の当初予算に計上されることが必須であると考えておりますが、そのための財源確保等の準備は整っておりますでしょうか。
(スポーツ振興課長の答え)
建設に係る財源については、国の地方創生拠点整備交付金や企業版ふるさと納税を活用することを予定しており、地方創生拠点整備交付金に係る国の補正予算の動向を注視するなど、建設に向けた準備は整えております。
夜間照明設備の規模や投資について
(榎本)
これから設計業務を進められるものと思いますが、Jリーグ基準の夜間照明設備は、一般的にどの程度の規模になりますでしょうか。明るさの基準やどのくらいの投資金額が必要なのかお答えをいただきたいと思います。
(スポーツ振興課長の答え)
Jリーグ基準の夜間照明設備については、ピッチ内のいずれの箇所においても照度1,500ルクス以上の明るさを保持し、均一であることとされており、規模としては、支柱の高さが40メートルのものを4基建てることを想定しております。
奈良市に地域スポーツが根づいていくかに関連して
(榎本)
奈良クラブのJ3昇格は、奈良市に地域スポーツが根づいていくかどうかの大きな節目であると考えております。そのために、奈良市内外の企業等の支援が必要不可欠と思いますが、見解をお聞かせください。
(副市長の答え)
奈良クラブのJ3昇格は、奈良県初のJリーグクラブの誕生となります。関西ではヴィッセル神戸以来25年ぶりのJリーグチームの誕生であるということで、委員お述べのとおり、本市にサッカーが地域スポーツとして根づくかどうかの大きな節目であろうと考えます。
プロスポーツの存在は、大変影響が大きいものでございます。地元の子供たちの目標や夢にもなるもので、奈良クラブにおいても、現在こども園や小学校への学校巡回教室を行っていただくなど、スポーツの振興に寄与をいただいているところでございます。
夜間照明設置につきましては、先ほど費用も申し上げましたけれども、企業版ふるさと納税による御協力をいただきたいと考えております。そのため、奈良市内外の企業などの支援が必須であり、また、夜間照明設置後も末長くサッカーが地域のスポーツとして根づくためにも、企業等の支援を得ることができる奈良市側の受入れ体制、これもしっかり整えていく必要があると考えております。要望
令和4年10月23日のホームゲームにおける大変な盛り上がりは、企業などの支援を期待するという観点からも、大きなはずみになるのではないかと希望を寄せております。その日は鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良選手も出場され、JFLの最年長出場記録である55歳239日を更新されたとのことでした。三浦選手は、私が小学生の頃から活躍をされている息の長い選手でございます。ぜひ奈良クラブにも息の長い三浦選手のような、長く愛されるチームになっていただきたいと申し上げます。